堂々と無免許運転をインスタに投稿したザギトワ選手 広大なロシアの田舎道では日常茶飯事?

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   平昌(ピョンチャン)五輪女子フィギアスケートの金メダリスト、ザギトワ選手(17)の動画が波紋を呼んでいる。今月1日(2019年5月)、インスタグラムに投稿された動画には、時おり笑顔を見せながらも真剣な表情で車を運転するザギトワ選手。動画に書き込まれたコメントには「休暇中」の文字が。

   一見なんの変哲もない日常の一コマだが、ロシアで自動車の運転ができるのは18歳から。撮影当時16歳だったザギトワ選手は当然無免許ということになる。さらにシートベルトをしていなかった疑いもあり、地元警察が捜査を行っている。

   ザギトワ選手は、ロシアのメドベージェフ首相からBMWをプレゼントされている。この時、地元メディアに「免許を取るまで両親が運転する」と語っていたザギトワ選手。しかし、それから1年、免許を取らないまま自分でハンドルを握っていた。先週18日に17歳の誕生日を迎えてインスタグラムを更新したザギトワ選手は、地元警察が捜査中にも関わらず、「海、太陽、砂浜、なんてすばらしい」とビーチでビキニ姿の写真までアップした。

「ロシアでは誰も問題にしていません」

   スッキリ!では、ロシアに8年間住んでいた女性に「無免許運転事情」を取材したが、「結構みんなやっています。交通量の少ない田舎の道は、若い子は運転したがる。大人が助手席に乗っている時、無免許の若者が運転することは珍しくない」と、ロシアでは日常茶飯事。ザギトワ選手の疑惑についても、ロシアでは誰も話題にしようと思わないという。

   動画が撮影されたと見られる場所は、モスクワから1200キロ離れたウドムルト共和国のイジェフスク。ザギトワ選手の出身地で、駅周辺の道路は片側3車線で交通量も多いが、中心部から少し離れると路面は整備されておらず、車もほとんど走っていない田舎道だ。

   ザギトワ選手には罰金が科せられる可能性があるが、その額は日本円で8500円から2万5000円程度とそれほど高くはない。

   司会の加藤浩次「金メダリストという立場はわかった上でインスタグラムにあげるということは、自分の地域では当たり前ということ?」

   近藤春菜(お笑いタレント)「まさか日本で話題になっているとは思っていないんでしょうね」

   ロバート・キャンベル(日本文学研究者)「日本だとまず謹慎、出場停止もある。本人の自覚のなさもあると思うが、こういうことがまかり通る文化だから、問題になっていないのかな」

   高橋真麻(フリーアナウンサー)「ザギトワ選手は日本で人気があるので、ダメなんだよと報道しておかないと影響がある」

   前田裕二(実業家)「本業で結果を出せばいいと、プライベートが切り離されているのかな。ただ、スケート選手はプライベートのイメージが自分自身の商品性の一部になっている。そう考えると、甘かったなと思う」

みっちゃん

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