北方領土の国後島を訪問中、「戦争で取り返す」などと発言して、日本維新の会を除名された丸山穂高・衆院議員はきのう15日(2019年5月)、野党の「議員辞職勧告決議」の動きに開き直っている。ツイッターに「憲政史上例を見ない、言論府が自らの首を絞める辞職勧告決議案かと。審議されるなら、こちらも相応の反論や弁明を行います」「言論の自由が危ぶまれる」「可決されようがされまいが、任期を全うする」と書いた。自分には、憲政だとか言論府などと言う資格がないことをまったく自覚していないのだ。
ニュース雑学おじさんの堀尾正明キャスター「(除名処分には)維新の党のパフォーマンスを感じますね」
司会の国分太一「このままだと、大阪都構想にも影響するということですか。言論の自由とも言ってる」
龍崎孝(流通経済大学教授)「理解に苦しみますね。議論を尽くすのが外交なのに、戦争で解決と言っている。言論の自由を否定していた」
テリー伊藤(タレント)「戦争発言は、これまでの島民の努力を水の泡にしてしまう。どれだけ日本人が嫌な思いをしているか、マイナスになるか」
辞職拒否しても「死に体」の役立たず
司会の真矢ミキ「ロシアのことわざで、シラフの人は頭で考え、酔った人は口に出るというのがあります」
テリー「シラフでこういうツイッターを上げるというのは、彼は最初から戦争に対する思いがあったんじゃないかと感じるよね」
国分「少しでもそういう考えがないと、言葉にはなりませんよ」
龍崎「残っても議員としては死に体。無所属ですから発言の機会も少ない」
何の役目も果たせず、問題発言の多い議員にこのまま税金を使い続けるべきではないこと、言うまでもない。