昨日12日(2019年5月)、歌舞伎俳優市川海老蔵(41)の長女、堀越麗禾(れいか)ちゃん(7)の日本舞踊「市川ぼたん」襲名の記者会見が行われた。
会見冒頭で麗禾ちゃんは「この度、私堀越麗禾は、市川ぼたんの名跡を四代目として相続いたします。どうぞよろしくお願い致します」と立派に挨拶した。
市川流は歌舞伎の市川家が江戸時代から継承している日本舞踊の流派だ。8月には市川ぼたんのほか、海老蔵の叔母市川紅梅(70)が初代市川壽紅(じゅこう)に。妹の市川ぼたん(39)は四代目市川翠扇(すいせん)を襲名、Bunkamuraシアターコクーンで披露公演が行われる。海老蔵は「立派な劇場で10日間も襲名披露公演ができることは、父をはじめ先祖に感謝しなければいけない。また、(小林)麻央も喜んでいると思います」と、亡き妻への思いも語った。
会見では助けを求めるように何度も海老蔵を見る麗禾ちゃん
りっぱに挨拶をこなした麗禾ちゃんだが、会見では、助けを求めるように海老蔵の方を見上げる姿が目立った。「学校と稽古、どちらが楽しいですか?」という質問にはなかなか答えられず、海老蔵が「どっちが好きですか?踊りですか?学校ですか?両方好きですか?両方ともダメですか?」と助け船をだす。麗禾ちゃんはしばらく考えて「両方好きです」。
会見が行われた12日は母の日。麗禾ちゃんは亡き母親の麻央さんに「行ってきます」と言って出てきたという。
司会の加藤浩次「海老蔵さんの育て方がいいと思った。(記者会見では)想定質問を用意して、子どもに教えることもできるが、それをしないで、記者会見をするのは親子関係が本当にいいんだと思った」
近藤春菜(お笑いタレント)「『緊張しますか』の質問にすぐ答えたところは意思を感じた。言いたいことはいうし、言いたくないことは言わない。そういうスタイルが素敵だなと思った」
橋本五郎(読売新聞特別編集委員)「家庭でのお父さんの関係そのまま。変に長い歴史を背負わせることなく、自然な父親と娘の関係で、こちらも負担を感じずに見られます」
文 みっちゃん