陸上短距離に明暗 9秒99の衝撃!サニブラウン日本人2人目の快挙 一方、お家芸リレーでは凡ミス

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   米フロリダ大学に留学中のサニブラウン・A・ハキーム選手(20)が、陸上男子100メートルで、日本人で2人目となる9秒台を出した。

   サニブラウン選手の快挙は、日本時間の12日(2019年5月)、米アーカンソー州フェイエットビルで行われた全米大学選手権地区予選の、男子100メートル決勝。スタート良く飛び出したあと、得意の後半の伸びで1着。9秒99が出た。日本人では、桐生祥秀選手(24)の9秒98に次ぐ歴代2位。一緒に走った選手からお祝いのハグを受けていた。

ウサイン・ボルトの記録を破っていた注目株だった

   本人は「そんなに早く走っている感じはなかったですね。日本記録もそのうち......」と淡々としていたが、ビデオを見た朝原?治さん(北京五輪の銀メダリスト)は、「スタートも出遅れなくなっている」という。

   彼が一躍脚光を浴びたのは4年前の2015年7月、16歳の高校2年生ででた世界ユース選手権(18歳未満)だった。100メートル10秒28、200メートル20秒34といずれも大会新記録で2冠を達成し、20メートルでは、ウサイン・ボルト選手が持っていた大会記録を更新したのだった。

   ところがおととい(11日)、横浜・日産スタジアムで行われた「世界リレー」の男子4×100メートルリレー予選で、日本は3走から4走へのバトンの受け渡しができず、失格となった。考えられない凡ミスだ。

   日本は、第1走者多田修平(22)、第2山縣亮太(26)、第3小池祐貴(24)、アンカー桐生祥秀(24)で臨んだ。第3走小池の段階で、強豪アメリカをリードしていたが、桐生へのタッチでお手玉になり、結局「バトンを正しく手渡ししていない」と失格の判定になった。

   国分太一(MC)「普通に渡っていたら、金メダルの可能性があったという。惜しかったですね」

   カンニング竹山(芸人)「オリンピックを考えると、こういうドラマがあったほうがよかった。走りは早いんだし」

   ニュース雑学おじさんの堀尾正明「オリンピックで(ミスが)出なくてよかった」

   堀尾「サニブラウン選手も帰ってくるし」

   国分「9秒台出し、1年後どうなっているか楽しみ」

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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