イギリス王室のハリー王子とメーガン妃は8日(2019年5月)、6日に出産した長男をお披露目した。名前は「アーチ―・ハリソン・マウントバッテン・ウィンザー」だそうである。
お披露目は、名前の通り、ロンドン郊外のウィンザー城で行われた。白い産着にくるまれ、ハリー王子に抱っこされて登場した。メーガン妃が「魔法のようで本当に素晴らしい。世界で最高の男性2人に囲まれて本当に幸せです」と言うと、ハリー王子も「子育ては本当に素晴らしい。ゆっくりと成長する息子と過ごせるのは非常に貴重な時間です」と笑顔で話した。
「グローバルシチズンに育てたい」
英王室を20年以上にわたり取材している多賀幹子さんは、「メーガン妃は、子どもをイギリス王室(の伝統)にこだわらず、グローバルシチズンに育てたいと言っています」と話す。
これまで名門養成学校の卒業生から選ばれていたベビーシッターは、メーガン妃の希望で、アメリカ人の男性になるといわれていて、学校も英国名門校ではなく、アメリカンスクールに進ませるのではないかとみられているという。
多賀さんはお披露目を終えて去る際に、メーガン妃がハリー王子の背中に手を回した仕草に注目した。「ウィリアム王子の時は、キャサリン妃がジョージ王子を抱いて、(ウィリアム王子が)背中に手を当てていましたね。この違いに、なるほどと思いました。やっぱりリードしているのはメーガン妃というのがこれでハッキリしました」と指摘した。
姉さん女房ペース
近藤春菜キャスター「姉さん女房ですからね。メーガンさんがやりたいようにやる。それを受け入れるハリー王子というのが素敵だなと思います」
モーリー・ロバートソン(ジャーナリスト)「メーガンさんがリードしているというけど、僕から見れば、ただの平等です。今まで女性はへりくだっていたのが、平等になるとカカア天下に見えてしまうというだけ。メーガン妃はそういう先入観をぶちやぶる存在になるんじゃないでしょうか」