栃木・宇都宮市の動物園に去年(2018年)11月から3回、合計20匹の子犬が捨てられた。ラブラドルレトリバーやゴールデンリトリバー系の雑種で、段ボールに入れられていた。飼育員の黒津菜々子さんは「どうしてこんなことができるのか。絶対に許さない」と、怒りをブログに書いた。
段ボールはどれもペットシーツ用の箱で、ブリーダーが大量購入する品であることから、同じ人物が繁殖させようとして生まれた雑種を処分した可能性がある。
欧米ではペットは保健所からしか買えない条例
司会の小倉智昭「どんな犬種もかわいい。ブリーダーなら愛情もあるはずだが、よく捨てるなあ」
デーブ・スペクター(テレビプロデューサー)「アメリカやイギリスには、保健所からしか買えない条例を定めたところもあり、それが世界の動きです」
深澤真紀(コラムニスト)「日本は、保護イヌや保護ネコを引き取る文化がまだ弱いですよ」
捨てられていた20匹のうち、1匹は動物園で「でん」と名づけられて、ショー犬に訓練中、他の19匹は新しい飼い主に引きとられた。
文
あっちゃん| 似顔絵 池田マコト