きのう5日(2019年5月)、北朝鮮のメディアは、金正恩委員長が日本海沿いで行われた長距離ロケット砲や戦術誘導兵器などの砲撃訓練を視察したと伝えた。韓国軍によると、おととい4日には、北朝鮮の元山(ウォンサン)から短距離飛翔体が発射されたという。飛翔体は約70キロから200キロ飛行し、日本海に落下した。
北朝鮮が飛翔体を発射するのは、2017年11月の弾道ミサイル発射実験以来約1年半ぶりだ。笹川平和財団上席研究員の小原凡司さんは、北朝鮮の狙いについて「アメリカ主導の経済制裁によるダメージが大きくなっていて、なんとか早く米朝首脳会談を行いたい」というサインと見ている。
短距離というのは日本に対しては脅威だが、アメリカには届かない。「対話を早期に再開するよう、(日本がアメリカに)促してほしいという思いもあるのでしょう」(小原さん)
成果ない米朝首脳会談にいら立ち
橋本五郎(読売新聞特別編集委員)「首脳会談を2回もやって経済制裁が緩和されないので、自分たちも準備しているということを見せつけようとしているのでしょう。また、国内的に引き締めなければいけない」
司会の加藤浩次「それで対話ができると思ったら、大間違いなような気がしますけどねえ。韓国がどう出るかも問題ですね」
橋本「韓国は基本的に日米とは違います。南北統一が目標で、共通した敵は日本といったところもあります」」
みっちゃん