「タクシーで1万円出したら、めちゃくちゃキレられたんだけど。お釣りなくなった時に用意するのが仕事として普通じゃないんですかね。なんで私が用意しておけって言われなきゃなの」
女性のこんなツイッター投稿が議論を呼んでいる。街の声は「タクシーにはお釣りを持っていてほしい」という擁護派、「短い距離なら気を使わないと」「乗る前に"1万円で大丈夫か"と聞くべき」という批判派に分かれた。
吉永みち子(作家)は「あとでお釣りがないといわれるのが嫌なので、短い距離のときは、"1万円札で大丈夫か"と聞きます」と言うが、長嶋一茂(スポーツプロデューサー)は「(乗ってメーターを倒すまえに)客は"1万円札しかない"、運転手は"お釣りがない"って言うべきじゃないかな」と至極まっとうな事を言う。
会社は1000円札20枚を持たせているが・・・
玉川徹(テレビ朝日コメンテーター)「スジ論としては、タクシーが用意すべき。ラーメン屋で1000円の支払いをするときに、1万円札を出して怒られますか? お釣りがないから食べられないという店はない。お釣りを用意しないのはタクシーの甘えだと思いますよ」
通常、タクシー会社は乗車前に釣銭用に1000円札を20枚を運転手に渡す。これに運転手が自分で1000円札を10枚用意して、30枚で乗車するのが普通だ。釣銭がなくなったときは、メーターを「回送」にして、コンビニや営業所などで両替するように指示しているという。
長嶋「そのうちキャッシュレスの世の中になるので、こんなことはなくなるよ」
文
バルバス