間もなくスタート「5G」ってどんなもの?無人レジやバーチャル授業・・・暮らしがらり変わりそう

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   私たちの生活が大きく変わる技術が動き始める。第5世代移動通信システム(5G)だ。今年3月(2019年)に総務省が通信4社に周波数を割り当て、夏以降に一部のエリアでプレサービスがスタートする。来年から商用サービスが始まる予定だ。情報キャスターの森圭介アナが報告した。

   5Gの大きな特徴は、(1)超高速通信(2)タイムラグがなくなる低遅延(3)同時に大量のデバイスを接続できる多接続―の3つだ。現在の4Gから5Gに変わることで、通信速度は約100倍、データ容量は約1000倍になり、「映画で見てきたような世界が現実になります」とIT・インターネットに詳しい国際ジャーナリストの山田敏弘さんはいう。

   森アナ「4G回線は、一本道の高速道路に車が集まって渋滞すると速度が遅くなる状態です。5Gは道路をいっぱい造って、用途によって走る道を選択することで、道路がすいて速度が速くなるというイメージです」

どこにいてもリアルなスポーツ観戦

   5Gになることで未来の暮らしはどうなるか。たとえば、パネルの上に商品を置くだけで合計金額が表示される無人レジ、機械がその場で翻訳してくれる多言語同時通訳、自宅で授業を受けるバーチャル授業、世界各国の友だちとバーチャル空間の同じ教室で学ぶことも可能になるかもしれない。

   医療分野では、遠隔操作で手術をしたり診察したりすることもできるようになる。

   宮崎哲弥(評論家)「私たちが今は想像もできないような便利さを提供してくれるかもしれません。5GとAIが一緒になることで、産業革命と言われるぐらい社会や経済を変えていくと思います」

   松田丈志(競泳元日本代表)「VRの機能を使えば、どこにいてもスポーツやライブを楽しむことができるようになります。誰でも見られるようになるからこそ、現場へ行ってリアルを味わうことの価値が高まる可能性もありますね」

   司会の加藤浩次「人間って贅沢なもので、4Gでいいと思っていたのに、5Gが出たとたんに『4G遅い!』となるからね。でも楽しみですね」

文   キャンディ
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