マラソン指導者の小出義雄さんの告別式が29日(2019年4月)に千葉県佐倉市で営まれ、シドニーオリンピックの金メダリストの高橋尚子さん、バルセロナオリンピックの銀メダリストの有森裕子さんら約500人が参列した。小出さんは「笑って送って欲しい」と言い残していて、北島三郎の「まつり」が流れるなか、遺影を囲んでみな笑顔をみせた。
「最後の手紙」という形で弔辞を読んだ高橋尚子さんは、「最初(の手紙)はマラソン大会をあすに控えた夜でした。手紙を監督の部屋のドアの下からそっと忍ばせました。大会当日の朝、目をさますと、私の部屋のドアの下から、思いがけず監督からの手紙が入っていて、すごくうれしかったことを覚えています」と監督との手紙のやりとりが、大会前の恒例の儀式だったことを明かした。
棺にはやりとりした手紙も納められた。
モチベーション上げさせる天才
司会の加藤浩次「本当に慕われていましたね」
ヒロミ(タレント)「モチベーションの上げ方の天才だったんじゃないかと思います」
加藤「今はデータで教える方向に向かっていますが、メンタルのケアはデータではできない部分がありますよね」
高橋真麻(フリーアナウンサー)「対マスコミもわかりやすく説明してもらったので、私たちもわかりやすくなった。そういう意味でも功労者です」
みっちゃん