いったいなぜこんな場所に入り込んだ? 首都高を爆走する公道カートに仰天

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   派手なコスチュームを着て、集団で都内の観光名所をめぐる公道カート。国際免許があれば手軽に乗ることができるため外国人観光客に人気だ。しかし、一昨日の21日(2019年4月)夜9時頃、公道カートが爆走していたのはレインボーブリッジに続く首都高速。なぜ入り込んでしまったのか。

はぐれたカートが迷い込んだ?

   一部始終を目撃した女性によると、現場は首都高速台場入口。女性が乗る車の前を走っていたカートが、高さ1メートルほどのETCバーを下からくぐって通過していった。公道カートは法律上原付と同じで、もちろん高速道路は走行禁止。まさか高速に入るとは思わなかった女性は、あわてて撮影を始めた。運転していたのは大柄な外国人風だったという。カートは左側を走っていたが、危険なためなかなか追い越すことができなかった。

   首都高速の職員も「台場入口から公道カートが入ってしまった」と警察に通報。パトカーが駆け付けたが、迷惑カートは発見できず、降りた場所も特定できなかった。

   公道カートレンタル業者によると、高速道路への進入が禁止されていることなど、注意事項を観光客に説明、さらにスタッフがツアーに同行している。しかし、公道カートが首都高速に侵入したケースは過去に複数ある。なぜハプニングが繰り返されるのか?

   まず、はぐれた観光客が迷い込んだ可能性だ。先頭だけでなく最後尾にもスタッフがいる場合は安全だが、先導のみの場合は信号などでツアーからはぐれることもある。また、台場インターは左側に首都高速入口があり、分かりづらい構造になっている。

   司会の加藤浩次「日本人でも高齢者が間違えて高速を逆走したりすることもある」

   近藤春菜(お笑いタレント)「(高速道路は)バーがあるからわかりそうなのに。前後にスタッフをつけられない時は、特に注意してもらわないと」

   阿部祐二リポーター「外国人観光客が日本に来て困ったことの2位が、道路などの案内表示が少ないことです」

   ロバート・キャンベル(日本文学研究者)「『SHUTOKO』とローマ字で書かれても意味がわからない。公道カートはよく見るが、後ろにスタッフがついているのを見かけない。後ろの方の参加者は、はぐれそうでハラハラしている。スキューバダイビングでは人数確認することが責任になっている。これも同じ」

みっちゃん

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