高齢ドライバーをチェックする6つのポイント
昨年死亡事故を起こした75歳以上のうち、50・7%は「認知機能低下の恐れはなし」とされていた。伊藤さんは「認知機能検査で運転能力の低下度合を判断することは難しい。日常の中で、同乗者が客観的にみていくことが重要」と話す。重要なのは第三者が判断すること。身近に高齢ドライバーがいたら、以下の6つのポイントに引っかからないか見てみよう。
1)車庫入れを失敗する、2)ウインカーを出し忘れる、3)カーブをスムーズに曲がれない、4)標識を見逃す、5)逆走しそうになる、6)同じ交通違反を何度も繰り返す。
山口真由「家族から(免許返納したほうがいいと)言いだす事は難しい。プライドにも関わってきますから。国の制度をきちんと見直した方がいい。今の状態で、ほとんどの人が引っかからずに更新できてしまうのは問題です」
玉川徹(テレビ朝日コメンテーター)「今は過渡期で、車の事故を防止する機能はどんどん進んでいく。赤信号では自動的にブレーキがかかる機能も早晩についていく。それがなかったら自動運転なんて成立しないわけですから」
石原良純(気象予報士、タレント)「僕は自動運転なんて成立しないと思う。(マニュアル車の)クラッチだったらこの事故は起きなかった。便利になると便利になったがために次の問題が起きるものです」
文
ピノコ| 似顔絵 池田マコト