「居場所なくなった」NGT山口真帆、涙声で卒業発表 運営側の批判ぶちまけて

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   山口真帆さん(23)の101日ぶりのNGT48劇場公演出演で飛び出したのは、衝撃の卒業発表だった。

   自宅マンションに押しかけた男性から暴行を受け、さらに事件にメンバーが関与していると告発した山口さん。その後NGT48運営側との泥沼対立が続いていたが、そんな中で山口さんは21日(2019年4月)に新潟市の専用劇場で行われた千秋楽公演に出演した。

   開演直後は「思い切りみんなと楽しんで、忘れられない公演にしたいと思います」とステージから笑顔で自己紹介した山口さんだが、そんな暖かい雰囲気はアンコール終了後の舞台挨拶で一瞬にして凍りついた。

支えてくれたメンバー2人も同時卒業

   山口さんは「私、山口真帆はNGT48を卒業します。今の私にNGT48のためにできることは卒業しかありません」と卒業を発表した。その後、山口さんは8分間にわたって涙ながらに運営の対応を批判した。

   NGT48が大好きだったという山口さんはグループの体質改善を求め、すべてを捨てる覚悟で暴行事件を告発した。しかし、社長からは「不起訴になったことで事件じゃない。(山口さんのほうが)会社を攻撃する加害者」とまで言われたという。山口さんは挨拶で「何をしても不問なこのグループに、私がアイドルをできる居場所はなくなってしまいました」と無力感を語った。「目をそらさないなら辞めろ。新生NGT48は始められない」というのが会社からの答だったという。

   山口さんは一連の騒動の中で、メンバーの長谷川玲奈さん(18)、菅原りこさん(18)、村雲颯香さん(21)が支えてくれていたと告白、彼女たちのメンバーの今後も気にかけていた。しかし、昨日は長谷川さん、菅原さんのグループ卒業も合わせて発表された。

   劇場公演を見たファンは、街頭インタビューで「まほほんが卒業せざるをえない状況にしている」「怒りというよりあきれる」と運営側の対応に批判の声を上げた。

   小澤征悦(俳優)「結局何があったかわからないまま。一度卒業されるかもしれないが、新しい形で頑張っていただけたら」

   司会の加藤浩次「『黙ってろ』というのはダメだと思う。昔は組織を守るために隠蔽などいろんなことがあったが、今は嘘をつかず、全部明らかにするよう時代が変わってきた。(隠蔽では)ファンも納得しない」

   近藤春菜(お笑いタレント)「真面目に頑張ってきた山口さんが辞めなければいけない。運営側は何を守りたくてこういう動きをしたのか、何も明らかになっていない」

   橋本五郎(読売新聞特別編集委員)「孤立無援のなかでこれだけのコメントというのは最近ない。こういう事件が起きる構造的問題にメスを入れなければ」

文 みっちゃん

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