新生活習慣病「逆流性食道炎」が急増中 若い女性でも予備軍を含め5人に1人が危ない

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   新生活習慣病として逆流性食道炎の患者が増えている。食べ物が胃酸とともに食道に戻ることで炎症が起き、何度も繰り返すと危険。近年は高齢者だけでなく若い女性にまで広がっているそうだ。

   症状に詳しい梅舟迎胤(うめふね・ぎょうたね)医師は「最初は胸やけやゲップで、気づきにくいのが特徴です」と話す。内視鏡で検査すると、健康ならきれいな円形の食道がギザギザにただれて写る。軽いものから重症まであるが「放置すると、命にかかわることもあると冗談抜きでいえます」と警告する。

姿勢が悪い人に起こりやすい

   原因は、一つには加齢による筋肉の衰えから猫背が強まり、胃を圧迫すること。若いころと同じように食べると起こりやすい

   キャスターの伊藤利尋アナ「若くても姿勢によっては起こるということですね。若い女性で予備軍もふくめると5人に1人といいます」

   胃がん防止にピロリ菌を除去することで胃酸が増えて引き起こされることもある。梅舟医師は「ここ10年で特に増えています。ライフスタイルの変化も大きい」と指摘した。脂分の多い食事や夕食時間の乱れなど、現代社会の反映という面がある。

   アルコールを飲むか、早食いをするか、肥満気味かなど梅舟医師による10項目の簡易チェックで、司会の小倉智昭は3項目、山崎夕貴アナは6項目がひっかかった。3から4項目は習慣の見直しが必要、5項目以上は逆流性食道炎になっている可能性が高いという。

   キャスターの伊藤利尋アナ「どの世代の誰にもあるものと感じました。高齢者だけの問題ではありません」

   小倉「早くやろう、チェック」

文   あっちゃん| 似顔絵 池田マコト
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