2020年東京オリンピックの詳しい競技スケジュールがきのう16日(2019年4月)に発表された。暑さが心配されていたマラソンは、当初の計画から1時間早めて、女子は8月2日、男子は9日午前6時スタートとなった。
昨年8月2日(2018年)の気温で見ると、当初のスタート時刻の午前7時は29.2度、午前8時には31.4度にまで上昇したが、午前6時なら28.5度で、ほんの少し涼しいスタートとなる。
元マラソン選手の千葉真子さんは「選手にとって少しは走りやすい時間帯になってよかったと思います」と評価する。早朝スタートの影響はないのか。選手は午前2時に起床し、午前3時に朝食をとるスケジュールになるという。「2、3カ月前から強度の高い練習を朝に行うよう練習スタイルを変更すると思います」と話した。
司会の加藤浩次「早い時間はいいですよね」
松田丈志(競泳元日本代表)「僕は北京オリンピックで午前中の決勝を経験していますが、午後の方が体が動きやすいというのはあります。人間の体内時計は1日に1時間しか修正できないと言われているので、2週間ぐらい前から時間を合わせると思います」
競泳、陸上の決勝が重なるスーパー日曜日と土曜日
マラソンが行われる8月2日は日曜日で、競泳や陸上など26種目で決勝が行われる「ゴールデンサンデー」と呼ばれる。閉会式前日の8日は、30種目の決勝が行われる「スーパーサタデー」
野球とサッカーの決勝戦の時間が重なっていることについて、サッカー好きの加藤は「野球は日本が決勝までいくけど、サッカーはいかないと思われているんですよね。なめてるなあ」とおかんむりだった。
水卜麻美キャスター「こんなに決勝が集中していると、どれを見たらいいの?という感じですね」
観戦チケットの抽選販売特設サイトは、あす18日(2019年4月)に開設され、ゴールデンウイーク明けに受け付けが始まる。