顔認証システムが広がっている。成田空港ではきのう16日(2019年4月)から、パスポートとQRコードをかざせば、あらかじめ登録しておいた顔写真と照合して数秒で本人確認できる新システムが始動した。
横浜市には、カードをかざさなくても、レジに商品を置けば、顏認証だけで支払える次世代コンビニがオープンした。東京オリンピックでも、大会関係者30万人の入場時に顔とデータを照合し、なりすましを防ぐことにしている。
中国はトイレでも顏チェック
山崎夕貴アナは「買い物やトイレでも顔認証が進んでいます」と中国の実状を紹介した。大手銀行の振り込みは当たり前で、深?市では信号無視の歩行者を特定し、1分後には路上に設置したモニターテレビに映し出す。指名手配犯の逮捕にも使われ、2年で1万人が捕まった。
病院のトイレでは紙の使いすぎや盗難を防ぐために、1回の顔認証で70センチのトイレットペーパーが出る。もう1枚ほしければ、10分近く待たなければならない。これで消費が2分の1に節約できたという。
犯罪にも使われる。寝ている同僚の顔写真を撮って顔認証システムのロックを解除し、口座から17万円を奪った2人組が逮捕された。
ニュースデスクの笠井信輔「寝顔を盗まれないために、顔をおおうマスクも販売されています」
山崎「国民13億人の顔のデータを政府が持っているそうです」
司会の小倉智昭「ちょとやだね」
伊藤利尋キャスター「監視社会という気もします」
文
あっちゃん| 似顔絵 池田マコト