きのう16日(2019年4月)、2020年の東京五輪の日程が発表された。「ビビット」は、新1万円札の「渋沢栄一」など、いま何かと話題の埼玉県の事情に注目した。
川越市ではゴルフが開催される。会場となるのは名門中の名門といわれる霞ヶ関カンツリー倶楽部だ。先日のマスターズで奇跡の復活優勝を果たしたタイガー・ウッズが出場するかもしれないと、地元では一段と盛り上がっている。「でも、開催まで1年余りとなりましたが、さまざまな問題が浮上しています」と司会の真矢ミキが伝えた。
商店街も「観光客押し寄せたらどうしたらいいの?」
地元が頭を悩ませている一つはアクセスだ。開催中には2万人から2万5000人の来場者が見込まれているが、現在の駐車場の収容台数は約300台。公共交通機関はJR川越線・笠幡駅が最寄り駅だが、1時間に2~3本の運行だ。
先月(2019年3月)は東京五輪に向けて、駅前のロータリーを整備した。駅前広場を拡張したり、周辺の駅からバスをピストン輸送したりする計画だが、大丈夫か。
商店街にも不安がある。川越一番街商業協同組合の小峰春彦理事長は「(急増する観光客に)困惑というか、怖いかなという感じです。車と歩行者との接触の問題が一番懸念されるところ。他にゴミ問題とか、マナー問題とか」と心配している。
文
一ツ石| 似顔絵 池田マコト