今度は食道がんの堀ちえみさん 「検査を受けてラッキー!」家族の前向きエールに助けられる

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   舌がんを公表し、闘病の様子をブログにつづってきた堀ちえみさん(52)が15日(2019年4月)、衝撃の告白をした。今度は食道がんが見つかったというのだ。堀さんは16日、食道のがんを取り除く手術を受ける。

   ブログによると、食道のがんは4日、組織を拡大して見るカメラで精密検査をした際に判明した。ステージ1だという。毎年受けているドックでも見つかっておらず、最近できたものと見られている。

「食道がん」の早期発見には内視鏡しかない

   堀さんは「これは舌がんの転移でも再発でもないとのことです」と報告しているが、舌がんと食道がんの関連はあるのか?

   共通点は、扁平上皮部分のがん、つまり粘膜の一番上の部分から発生するがんだということ。大阪国際がんセンター副院長で、食道がんの外科治療を専門にする矢野雅彦医師は、転移でないとすれば、同時期に発生する「重複がん」ではないかとみる。口腔、咽頭、喉頭と食道は重複しやすいといわれ、珍しいことではないらしい。

   食道がんは、1年間で10万人あたり17.9人が発症する。男性は女性の5倍ほど多く、年齢では50代から増えていき、70代でピークを迎える。胃がん・大腸がんに比べ、リンパ節に転移しやすいのが特徴だ。

   進行すると飲食時に胸に違和感を覚える、体重が減る、胸や背中の痛み、咳、声のカスレなどの症状が出てくる。ステージ0や1だと自覚症状がないというが、どうすれば早期発見できるのか? 矢野医師は「内視鏡でしっかり見ていけば、非常に早期のものでも見つかります」と言い切る。

堀さんを励ました「魔法の言葉」

   舌がん公表から56日、再び襲ってきた試練。落ち込んでいた堀さんを励ましたのは、夫や子どもたちの「今このタイミングで検査を受けてラッキーだった」「運が良かった」「早く見つかってよかったね!」という前向きな言葉だそうだ。夫のポジティブな発言を、堀さんは「魔法の言葉」と表現している。

   玉川徹(テレビ朝日コメンテーター)「こういう時に家族は大事なんですよ。本気で心配して励ましてくれる。いくら友だちと言っても家族には及ばない」

   菅野朋子(弁護士)「多くのお子さんがおられると聞いていますが、偉いというか、すごい。お子さんたちも強いですね」

   司会の羽鳥慎一「ブログを読んでいくと一致団結を感じます」

ピノコ

文   ピノコ| 似顔絵 池田マコト
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