食品ロス対策で各地に生まれる「賞味期限」切れ専門店 超格安だけど食べますか?

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   おととい13日(2019年4月)、大阪市に賞味期限切れの「わけあり商品」を売る店がオープンした。1000円の夕張メロンゼリーが180円、100円の白飯が35円。「手にとって、見て、買っていただこう」という考え方だそうだ。

   まだ食べられるのに捨てられる「食品ロス」は2016年の1年間で643万トンに上ると、12日(2019年4月)に環境省が推計したばかり。いま、賞味期限切れの食料品を扱う店が各地で増えている。

1000円、500円のお茶や缶詰がどれも20円

   東京・代官山にある食料品店に阿部悦子リポーターが行くと、1000円の黒豆玄米茶、500円の緑茶、410円のココナツクリームの缶詰が、どれも賞味期限切れのため20円で売られており、人だかりができていた。「試してみたいと思っていました。抵抗感はありません」と40代の女性客。この店は「少しでもみなさんに考えてほしい」と、去年(2018年)1月から不定期で賞味期限切れの品物を販売開始した。

   大田区には去年7月に専門店がオープン。「売れば商品、捨てればゴミ、チャレンジしたい」と100品目以上を扱う。「19円」「599円」「77円」といった値札が出ていた。スタッフが試食したうえで賞味期限を明記して売っている。

   「消費期限は安全に食べられる期限です。賞味期限はおいしく食べられる期限で、多少は大丈夫です」と山崎夕貴アナが違いに触れた。冷蔵庫にある賞味期限切れ食品を食べるかどうかを「とくダネ!」が100人に聞くと、77人が食べると答え、食べないは23人だった。

   司会の小倉智昭「僕はわが家の毒味役で、まず食べます」

   山崎アナ「私はおなかが弱いので食べません」

   キャスターの伊藤利尋アナ「何かあってもそれはそれという考えもあるし、一方で期限切れでもいいといいつつ、実際には商品棚の奥の方から選ぶ人もいる」

   小倉「そこは自己判断ですね。発想は『もったいない』からきているんだけどね」

文   あっちゃん| 似顔絵 池田マコト
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