2018年の平昌オリンピックの男子モーグルで銅メダルを獲得した原大智選手(22)が、競輪選手との二刀流に挑戦する。静岡県の日本競輪学校へ来月(2019年5月)入学するのを前に、きのう9日(2019年4月)に事前研修に訪れた原を阿部祐二リポーターがインタビューした。
6ミリの丸刈り姿を披露しながら、「ちょっと寂しいなという気持ちはありますけど、僕の今の誠意の塊です」と笑った。自転車はトレーニングの一環としてやり始め、「自分の力がどこまで競輪界に通用するのか、チャレンジしたくなった」と話した。平昌オリンピック前に決めていたという。
モーグルでは今年2月の世界選手権でも銅メダルとなったが、第一目標は競輪のプロになることで、「モーグルは続けたいと思っています。2022年の北京オリンピックももちろん目指しています」と二刀流を宣言した。来年3月(2020年)に競輪学校を卒業し、7月のデビューを目指す。
競泳の松田丈志「僕も誘われたことある」
原選手はオリンピックのメダル獲得後に「スッキリ」に出演した際には、「有名人になりたいなと思っていました。テレビにもっと出たい」と話していた。
司会の加藤浩次「僕も北海道出身でスキーやりますけど、スキーも下半身ですからね。競輪に近いですよね」
松田丈志(競泳元日本代表)「他の種目でオリンピックに出場していると、競輪学校に入学しやすくなる優遇制度があります。僕も実は過去に誘われたことがあるのですが、自信がなかったのでやめました。原君は自信があるんだと思いますよ。楽しみですね」
文
キャンディ| 似顔絵 池田マコト