NHKの朝の連続小説「なつぞら」は、北海道・十勝の酪農家「柴田牧場」が舞台だが、農林水産省が公式サイト内に『今日の「なつぞら」畜産部解説』というコーナーを立ち上げ、「ストーリーに併せて、畜産や酪農について豆知識となるような独自の解説をしていきます」と番組をバックアップしている。
なつが食べたアイスクリーム「こう作られた」
酪農への関心を高めるためで、中央省庁が朝ドラの解説を行うのは異例の試みだ。4月1日(2019年)の番組スタートから始まり、毎日1話、物語にちなんだ酪農の知識を4~5人の職員が交代で執筆しているという。
1日は「どうぞお楽しみに」という企画開始の挨拶だが、2日は「牛乳はおししい」と、牛が食べるエサによって風味が変わることを説明。3日は「牛は何を食べるの?」と、干し草や穀類、ピートパルプ(砂糖大根の絞り粕)などの違いを解説。4日は「アイスクリームの歴史」と題して、ヒロインなつが食べていたアイスクリームにちなむ知識を載せた。(テレビウォッチ編集部)