早くも「令和の怪物」間違いなしの高校球児が現れた。U-18日本代表候補の合宿で、岩手県立大船渡高校3年の佐々木朗希投手は球速160キロ以上のストレートを次々に投げ、高校最速163キロを記録した。これまでは米メジャー「ロサンゼルス・エンゼルス」の大谷翔平選手が、高校生時代に出した160キロだった。
練習ゲームに登板して25球を投げ、バットが当たったのは2球、6者連続三振だった。163キロを空振りした打者の横浜高校・内海貴斗選手は「瞬間移動するというか、ビビる前に『おおう』って感じですね」と驚く。
投球を受けたキャッチャーの中京学院大中京・藤田健斗選手は、「球速はビュンの上ですね。ギュン、ギュンって感じ。捕球は落ちるボール(フォーク)が大変で、(スピードも落差もあるので)捕りにいったらもうワンバウンドしてる」と話した。
米メジャーのスカウトも「われわれも、あんなの初めて」
大船渡高は今春のセンバツに出場できなかったので、佐々木の甲子園登板はなかったが、どんな高校生なのか。
佐々木は2001年生まれで、右打ち右投げだ。野球を始めたのは小学3年のとき。中学3年ですでに身長186センチ、141キロを投げていた。
斉藤ちはるアナ「高校進学のときは、強豪の私立高校から誘われたのですが、地元のメンバーと甲子園に行きたいと、地元の公立高校を選びました」
司会の羽鳥慎一「いいですねえ」
玉川徹(テレビ朝日コメンテーター)「かっこいいね」
斉藤「そして、高校1年生で147キロ、2年生で157キロ。現在は190センチ、163キロというわけです」
夏の高校野球が楽しみだが、メジャーリーグのスカウトたちはもう目をつけている。ロイヤルズの国際スカウトの大屋博行氏は「素晴らしいのひと言です。われわれスカウトも『あんなの初めて』という感じですね」と期待する。
羽鳥「進路も含めて、たいへん注目されるところです」
かずちゃん