プロ野球・読売巨人軍の長嶋茂雄・終身名誉監督(83)が2日(2019年4月)に、東京ドームで阪神戦を観戦した。去年(2018年)7月に体調を崩してから、公の場に姿を見せたのは10か月ぶり。東京ドームは大歓声に包まれた。
広島東洋カープから巨人に移籍した丸佳浩選手のバッティングを生で見ることをリハビリの励みにしてきたといい、1回裏ノーアウトで丸が先制となるタイムリーツーベースを打つと、大きく口を開けて満面の笑顔を見せた。
元気なコメント「やっぱりいいな。また応援したい」
去年暮れの退院後は自宅近くの公園で歩行トレーニングに励んでいる。医師から外出許可が出ると、即、観戦を希望したという。2回途中で球場を後にし、球団を通じコメントを発表した。「東京ドームに来たのは久しぶりだな。やっぱり球場はいいね。わくわくするよ。みんな喜んでくれて手を振ってくれてね。またドームにきて応援したいと思います」
浜田敬子(「ビジネスインサイダージャパン」統括編集長)「これだけ長期間入院していたら、どんな人でも足腰が弱わります。球場に行きたいという一念で、相当頑張ってトレーニングされたんでしょうね」
玉川徹(テレビ朝日コメンテーター)「長嶋さんは、巨人ファンだけでなく、すべての昭和生まれにとっては特別な存在です。やっぱり体躯ががっしりしていますね。痩せているのかと思ったけど、全然でした」
司会の羽鳥慎一「やっぱりミスタープロ野球です」
文
ピノコ| 似顔絵 池田マコト