おととい25日(2019年3月)、福岡市南区の信号のない三差路交差点で起きた接触事故で、車に乗っていた女子大生3人が、事故相手の男性運転手から車体を激しくたたかれ、蹴られる被害にあった。女子大生はドアをロックして出なかったが、「開けろ!」と恫喝は5分間にわたった。
車内から撮った映像には、「早くしろ」「おい、聞こえてるのか」と声を張り上げ、窓をドンドンドンとたたき続ける男が写っている。「いま警察を呼んでいるんで待ってもらえますか」と言うと、「時間がねえんだ」と車を蹴り始めた。
警察が到着すると男は一転、「平手で窓を数回たたいた」と言い訳する。その場はいったん収まったが、ボディには指紋だけでなく傷跡が残り、へこんでいるところもある。映像で数えると、59回たたいていた。
運転していた女子大生はトラウマから運転できない状態で、被害届を出す準備をしているという。
専門の弁護士「ロックして決して車外に出ないこと」
同乗していた女子大生は「引きずり出されて、殴られるかと思いました。体感的には10分か20分続いたみたいで、パニックになりました」「何をされるかと思ったので、動画に撮りました」と話す。
キャスターの宇賀なつみアナ「鍵をかけて出なかった女子大生は正しいと、事故処理に詳しい谷原誠弁護士は言っています」
ロックして、感情を逆なでせず、警察を呼ぶことを谷原弁護士は勧めているという。
浜田敬子(「ビジネスインサイダージャパン」統括編集長)「女子大生が1人だったら、パニックになって降りていたかもしれないですよ」
玉川徹(テレビ朝日コメンテーター)「ドアを開けて話し合ったら、男が警察を呼ばせなかった可能性があります」