NGT48のメンバー、山口真帆さん(23)が自宅に押し掛けてきた男性ファン2人から暴行を受けたと訴え、メンバーの関与を示唆する動画を投稿した問題で、運営会社AKSは22日(2019年3月)に会見を開き、第三者委員会の調査結果を報告した。
しかし会見中、山口さんが生ツイートで運営会社の言い分に猛反論。事態は収拾するどころか新な火種となってしまった。
運営会社の松村匠取締役は、暴行事件にNGTメンバーの関与はなかったと結論付けたと説明。メンバーの風紀乱れ全般において「今回は不問にする」と発表すると、山口さんは「(松村取締役は)『つながっているメンバーを全員解雇する』と私に約束した」と反論。
「被害に遭った女の子が1人で立ち向かうのはひどすぎ」
そのほかも「私や警察に事実関係を確認もせずに私の思い込みのように虚偽の説明をしていました」など、5回にわたり会見内容にツイートで反論し続けた。
4回目のツイートでは、「証拠がないと(メンバーを)処分できない」と言う松村氏に「犯人グループとの交際を認めたメンバーもいます」と反論。改めて、問題のファンとメンバーがつながっていたことを指摘した。
最後は、「なんで嘘ばかりつくのでしょうか 本当に悲しい」と追い打ちをかけるようなツートをした。
HKT48の指原莉乃さん(26)は24日のフジテレビ放送の『ワイドナショー』で、「(私の周りでは)全員納得はしていないんですけど、見ていて、第三者委員会の存在っていうのがちょっと分かっていなくって...」などとコメントしている。
司会の小倉智昭「山口さんがここまで言っているにも関わらず、運営会社側・第三者委員会がそれを認めようとしないのは、背景に何かあるとしか思えない」
橋口いくよ(作家)「芸能界に限らず、ファンに応援してもらうシステムでは、たくさんお金を使う人が太客(ふときゃく)になる。(アイドル業界では)太客とアーティストの壁がなく応援できるところがいいところでもあったけれど、山口さんはそのマイナス面を明らかにしたかったのだと思う」
グローバー(ミュージシャン)「被害者である女の子が1人でツイートして立ち向かっているのが酷に見えます。彼女を休ませてあげてほしいです」