電気グルーヴのメンバー、ピエール瀧容疑者(51)がコカインを使用した疑いで逮捕された事件で、19日(2019年3月)、瀧容疑者にコカインを譲り渡したとして新たに知人女が逮捕された。
逮捕されたのは田坂真樹容疑者(48)。瀧容疑者が逮捕される前日の11日に、横浜市内の自宅近くのコンビニで瀧容疑者にコカイン数グラムを渡し、代金として数万円を受け取ったと見られている。
「知り合いに頼まれただけ」「中身がコカインとは知らなかった」と容疑を否認しているという。
テクノミュージックのレコード店長だった?
瀧容疑者とは音楽を通じて知り合い、20年来の友人だという田坂容疑者。いったい何者なのか。
職業は通訳。自宅には留学生風の外国人が出入りしているのを近所の人が見かけており、外国人留学生を取材する番組などにも関わっていたことがあるという。
また、約20年前にテクノミュージックを扱う浅草のレコード店で店長をしていたという証言もある。
麻薬依存症患者の更生を支援しているジャーナリストの押川剛さんは16年ほど前、電気グルーヴの周辺を取材した際、「MAKIさん」という名前をよく聞いたと明かす。レコード屋の店長でイベントのオーガナイザーだったというその人物は、田坂容疑者と同一人物なのだろうか......。
司会の小倉智昭「仕事にも関与していた人物だとしたらまずいですよ」
グローバー(ミュージシャン)「レコード店もそうですけど、イベントもプロデュースしていたとなると、コカインをお客さんにまで...ってことになってくる。『テクノミュージックに薬物は付き物だ』というイメージが再生産されてしまいます。罪深いですね」