由布院温泉で「混浴論争」!女性の裸は「見世物ではない」「観光資源ではない」

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   大分・由布院温泉の混浴の公衆浴場の宣伝をめぐって、「セクハラだ」とネット上で波紋が広がっている。茅葺き屋根が特徴の「下ん湯」で、江戸時代から地元の人たちが利用してきた。入浴料は200円、営業時間は午前10時~午後11時、定休日なしという羨ましい施設である。

   内風呂、外風呂とも混浴で、市の公式観光サイトでは「女性は入るのに勇気が必要です」と紹介されていて、脱衣所から風呂すべてオープンになっている。この下ん湯を、市内の宿泊施設経営者がSNSで宣伝の投稿を行ったことから騒ぎになった。

   「昨日、宿泊の男子学生4人組に由布院の良かった所を聞くと『下ん湯』と即答。そこは町唯一の公衆混浴温泉。彼らが入浴中に若い女性が入っていたそうです。一生の思い出になったとか。世界の女性陣に知って欲しい、皆さんには特大の魅力が備わっているという事を!」

   これに「女性は観光資源ではない」「女性は男性のために温泉に入るのではない」と反発のコメントが相次いだ。投稿した宿泊施設経営者は「とくダネ!」に、「女性軽視のつもりは全然なかったんです。軽い気持ちでSNSにやってしまった」と説明した。投稿は削除されたが、苦情は今の続いているという。

「とくダネ!」女性陣からも「そんな時代ではない」

   司会の小倉智昭「(女性を)軽視しているのにあたるのかなあ。女性の裸に魅力があるんですというのは、ダメなのかしら」

   ニュースデスクの笠井信輔アナも「私も中学時代に、山梨の混浴に入っていて若い女性が入ってきた体験があり、刺激的な記憶として残っています」

   深澤真紀(コラムニスト)「観光地全体のマネジメントにある立場の宿泊施設経営者が、混浴に来る女性をまるで鑑賞の対象にしたということですよ。今の時代はちょっと考えた方がいいと思う」

   山崎夕貴キャスター「私はいい気がしないですね。そういうふうな目的で見られているものなのかなあ」

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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