訪日外国人観光客の間で、人気急上昇の町をご存知だろうか。「2019年に外国人が訪れるべき日本の観光地」ランキングで、福岡市、東京・代官山を抑えて1位となったのは鳥取県だった。なかでも、北栄町にやって来るのだという。 漫画「名探偵コナン」の作者、青山剛昌氏の出身地で、北栄町はコナン駅、コナン通り、橋もマンホールもコナンづくしなのだ。
有名司会者コナン・オブライエン「私のパクリだ!3兆円払え」
人気に火をつけたのは、アメリカの有名司会者、コナン・オブライエン氏(55)だ。昨年8月(2018年)、自分のテレビ番組「コナン」の中で不満をぶちまけた。「グーグル検索すると、どこの国でも私の名前が真っ先に出てくるのに、出てこない国がある。それは日本だ」
名探偵コナンは私のパクリだとして、北栄町に「3兆円を要求する」と冗談交じりに番組内で挑発したのだ。
これに北栄町の松本昭夫町長は、インターネット上にビデオメッセージを公開した。「アイ、アム、メイヤー・マツモト」と英語で語り、日本に来るなら町民全員分のハンバーガー15000個を持参するようリクエストした。
そして約1カ月後、オブライエンは本当に日本にやって来た。松本町長らは町をあげて歓迎し、コナンも町民にハンバーガーをふるまった。
町長「よくおいでくださいました」
中国からやってきた男性観光客は「コナン・オブライエンの番組を見たことがあります。面白いなあと思ってきました」と話していた。松本町長は「外国人の観光客も2割くらい増えています。こんな片田舎によくおいでいただいたなという気持ちです」と話す。
司会の国分太一「なにが流行るかわかりませんね」
コメンテーターの結城アンナ(モデル)「日本のアニメはすばらしいですよ」
司会の真矢ミキ「ユーモアがありますよね」