2月1日(2019年)に、いじめを訴えて26枚のメモを残して踏切で自殺した群馬・前橋市の高校2年生の伊藤有紀さん(17)宅に、きのう12日(2019年)に高校側が訪れ、家族に中間報告した。学校側は「さらに詳細な状況を調査する必要があると確認しています。調査結果は再度ご説明させて頂きます」と話した。
しかし、父親は「これから調査をして明らかにしますということだけでした。学校側は、いじめがあったと認めているとは私は思っていません。すみません、これ以上は爆発寸前で(言葉になりません)」と憤りを隠せなかった。
学校はいじめ認めず「詳細な状況はまだ調査中です」
有紀さんのメモとは別に、有紀さんから相談を受けていた中学時代の友人5人が「いじめの状況」をまとめた3枚の文書があり、「スッキリ」が入手した。いじめがあったという証拠のために使って下さいと家族に渡したものだ。
「ハダカデバネズミといわれたり、女子に悪口を言われた」「その後、学年主任の女の先生にそうだんするも、まともに取り合ってもらえなかった」「『死んじゃえばいいのに』などと言われた」と、細かく綴られていた。
リポーターの大竹真が説明する。「お父さんは26枚のメモと3枚の文書を学校側に報告しているんです。ところが、きのうはまだ調査中ということだったので、何ら進展していないではないかと憤ったわけです」
キャスターの近藤春菜「第三者に入ってもらわないと」
司会の加藤浩次「いじめがあったということが、調査のスタートではないですか」
ようやく学校側は、今後、第三者委員会を検討するという。