きのう5日(2019年3月)に行われた参議院予算委員会で、2020年東京オリンピックを管轄する桜田義孝大臣がまたもや言い間違いを連発し、審議はたびたび中断した。野党からは激しいヤジが飛び、大臣任命の安倍晋三総理大臣もうんざり顔だった。
東京オリンピックの経費について答弁に立った桜田大臣は、「V予算では大会経費を1兆3500円と試算、あっ、1兆3500億円と試算」と言い直し、そのわずか3秒後に再び「このうち国費は1500円」とやらかし、議場を爆笑させた。
どうにも数字が苦手で・・・
立憲民主党の蓮舫議員が「V予算って何ですか」と聞くと、「昨年12月(2018年)に組織委員会が公表したV予算であります」と意味不明の答弁で、「Vって何か?」とヤジが飛ぶと、「Vはバージョンであります」とすかさず答え、出席者から「おー」と感心する声が上がる始末だった。
蓮舫議員は「Vをバージョンと言ったぐらいで、みんなから『おー』って言われるのはやめてください」と、まるでお笑いのような突っ込みをした後、「V予算じゃないんです、V3です」と間違いを指摘した。
その後も、答弁のたびに後に控える事務方から説明を受け、再び「1兆3500円」と言い間違えるなど、あまりのグダグダぶりに蓮舫議員が放った怒りの一言は、「総理!この大臣、大丈夫ですか」だった。
司会の国分太一「桜田大臣の言い間違いに慣れてきてしまっている自分がいます」
堀尾正明キャスター「この大臣でオリンピックを安心して迎えられますかねえ」
文
キャンディ| 似顔絵 池田マコト