「女性ドライバーの皆様への質問です。やっぱりクルマの運転って、苦手ですか?」。トヨタ自動車が1日(2019年3月)、公式アカウントでそんなアンケートをしたところ、女性への偏見ではないか、という批判の声が相次いだ。「スッキリ」は街の女性100人に聞いてみた。
「女性ドライバーに質問。クルマの運転、苦手ですか?」
偏見だと思う人は「(女性は下手だと)決めつけられるのがイヤです。男性も下手な人がいるのに」。一方、「過剰反応。すぐに炎上しちゃうというのが今の世の中の流れ」と賛否両論だった。結果をみると、「偏見だと思う」は19人、「そう思わない」が81人だった。
トヨタは「不適切な表現があり、多くの人に不快な思いをさせてしまい深くお詫びします。今後は再発防止に努めます」とアンケートを削除し、謝罪した。
司会の加藤浩次「街で8割の人がいいと言っているのに、企業が謝罪して取り下げなければいけないという現状をどう思いますか」
高橋真麻(フリーアナウンサー)「私は過剰に反応していると思います」
箕輪厚介(幻冬舎・編集者)「(批判した人は)こういうのを見つけて、トヨタという大企業が取り下げると、シメシメみたいな感じで、炎上劇場を楽しんでいるのではないでしょうか」
ロバート・キャンベル(国文学研究資料館館長)「私は2人とは逆です。女性は、やっぱり車の運転、苦手ですよね、と世界のトヨタが誘導しているのです。なんで男性に聞いていないんですか」
加藤「キャンベルさんの意見は正論です。でも、ハンドルにも遊びがあるから運転できる。いい塩梅でいきましょうよ」