テニスの大坂なおみ選手が2日(2019年3月)、新コーチのジャーメイン・ジェンキンスさんをSNSで紹介した。
ジェンキンスさんは今年1月、全米テニス協会女子代表コーチに就任。過去には、元世界ランク1位のビーナス・ウィリアムズ選手の専属練習パートナーをつとめた経験もある。
ビーナスの練習相手は務めたがコーチは未経験
しかし、元プロテニス選手の杉山愛はこう疑問視する。
「私も(ジェンキンスさんが)ビーナスと練習しているのは見たことがあるが、コーチではなかった。今回、初めてコーチというところで、どれだけ大坂選手を引っ張っていけるか。大坂選手の前のコーチだった、サーシャ・バインさんもセリーナの練習パートナーだったが、当時、大坂選手はランク70位の選手だった。そこから、いいコンビで1位に引き上げたが、いま、1位のコーチというのは、ジェンキンスさんにとって、正直難しいんじゃないか」
司会の加藤浩次「そうですよね。コーチとしての経験がそこまでないわけですからね」
杉山「さらに、みんな1位の座を狙って研究してくるなかでトップをキープするのは、本当に大変だと思う。やらなければいけないことがたくさんある。大坂選手も、(新コーチとの)コンビネーションをみるために数大会やっていって、というところだと思う」
7日から米国インディアンウェルズで開催されるBNPパリバオープンが新コーチと臨む最初の大会になる。