「田原仁」施設長メッタ刺しの逆恨み・・・被害妄想?職員にストーカーされてる

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   東京・渋谷区の児童養護施設「若草寮」で、施設長の大森信也さん(46)を殺害した田原仁容疑者(22)は「できる限り他の職員も刺す予定だった」と供述しているという。よほど強い恨みを抱いていたようだが、高校を卒業して施設を出た後、事件を起こすまでの4年間にどのような暮らしをしていたのか。

   田原が去年(2018年)まで住んでいたアパートの近所の住民は、「室内で何かをぶつけているような、暴れているような音がしていました。たいてい夜の10時過ぎで、眠れないこともありましたね。音が続くときも、何日か間が空いてまた音がすることもありました」「自分の部屋のドアや、ごみ箱を蹴飛ばしていた。ドンドンとすごい音がしていた」と話す。

入居アパートで大暴れして職員が警察通報

   田原は2015年までの3年間、若草寮で過ごして高校に通っていた。同級生は「常にゲームをしていた。授業中も先生の目を盗んでゲームをしていた」と話した。高校卒業して施設を出た田原は、施設の紹介でアパートに住み、郵便関係の仕事に就いたが、約1か月半でやめてしまった。

   次の就職先を探すため、施設の職員と連絡を取っていたが、家賃の滞納もあり、職員が部屋を訪れた時には、ハンマーのようなもので開けた無数の穴が壁にあったという。田原は錯乱状態で、ポケットにナイフのようなものがあったため、職員が警察に通報し保護された。

   このトラブルを機にアパートを退去し、埼玉県・大宮駅付近のネットカフェを転々としていた。事件当日の所持金は数百円だった。田原は「職員にストーカーされた」と供述しており、警視庁は動機について調べている。

精神的問題を抱えていた

   日本テレビ報道局社会部解説委員の下川奈美「アパート退去時に精神的問題を抱えていたのだろうと思います。その時点でケアが必要だったのでしょう」

   経営コンサルタントの坂口孝則は「身寄りもなく、家族の支援もないなかで施設を出て、相談できるのは職員しかいなかったはずですがねえ」

   職員が警察に通報し、それをきっかけすべてがうまくいかなくなったと逆恨みしたのかもしれない。

   司会の加藤浩次「職員の方は一生懸命やっていた。それにもかかわらずストーカーされていたと感じてしまうのは幼児性を感じますね」

文   バルバス| 似顔絵 池田マコト
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