ひと味違ったアカデミー賞をよそに、宝石ばかり注目する「ビビット」には呆れた!

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   第91回アカデミー賞授賞式が25日(2019年2月)行われ、映画の世界にも新しい波が押し寄せている事を示したが、「ビビット」は、そうした流れをよそに、舞台裏の戦いの方に注目した。うーん、変化球過ぎやしないか......。

   オープニングは衝撃だった。話題の「ボヘミアン・ラプソディ」のクイーンが、ブライアン・メイのギターとアダム・ランバートの歌で、生で登場。会場を興奮の渦にした。その「ボヘミアン・ラプソディ」は、主演男優賞(ラミ・マレック)、音響編集賞、録音賞など4つを受賞した。

アカデミー賞で最大のイエローダイヤは○○億円

   注目の作品賞は「グリーンブック」(脚本賞も)。人種差別が色濃い1960年代の南部を舞台に、黒人天才ピアニストとガサツな白人ドライバーの絆を描いた作品だ。また、監督賞をとったアルフォンソ・キュアロン監督の「ローマ」は、劇場公開ではなく、ネット配信の作品というのも話題になった。

   また、レディー・ガガが主演した「アリー/スター誕生」は歌曲賞を受賞、オスカー像を手に涙する場面もみせ、ガガは劇中の主題歌を熱唱した。

   司会を予定していたコメディー俳優のケビン・ハートが、過去の差別的な発言で辞退したため、ジュリア・ロバーツなど52人がリレーするという異例の展開となった...とまではよかったが、そこからスターたちのファッションの話になっちゃった。

   MCの真矢ミキが「舞台裏に迫りました」という。「ビビット」の目は宝石に向く。とりわけレディー・ガガが付けていたダイヤのネックレスは、アカデミー賞で最大の3センチ、128.54カラット(26グラム)のイエローダイヤで、約33億円。それもオードリー・ヘップバーンが1961年、「ティファニーで朝食を」のプロモーションで身につけたという、いわくつきだとか。

   司会の国分太一「その間、誰も身につけてなかった?」

   古谷有美アナ「ティファニーで保管していました。目にするのも61年以来です」

   その後、あれやこれや宝石話を続けたが、バカバカしいので割愛する。

ヤンヤン

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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