BIGBANG、防弾少年団、KARA、少女時代など、日本やアメリカで人気のK-POPアイドルに激震! 韓国政府の女性家族省が12日(2019年2月)、「歌手たちはみんな双子?」と苦言を呈した。曰く、メンバーの容姿はみんな痩せていて、似たようなヘアスタイル、メイク、露出衣装......の歌手ばかり出演させないようテレビ局に求めたのだ。
「韓国は見た目至上主義、外見を気にする青少年ばかり」
実際、21日に放送された音楽番組「M COUNTDOWN」では、8組の出演者全部が女性アイドルで、6組がグループ。確かに皆よく似ていて、見分けがつきにくい。年間40?50ものグループが現れては消えていく激しい競争の中で、目立つために似たような傾向が強まっていくと指摘する声もある。つまりは、セクシー路線だ。
それにしても、政府が声明とは穏やかでない。MCの国分太一が「政府が、顔が似ている事を注意するという、不思議な......」
真矢ミキも「女性家族省?どういう事をやっている?」といぶかる。
ニュース雑学おじさんの堀尾正明は「女性の活躍を推進するんでしょう。慰安婦問題でも動いている」と解説。
ここで韓国芸能ウォッチャーのヒョンギさんが登場。「韓国では、見た目至上主義で、外見ばかり気にする青少年が増えている。それを防ぐ狙い。ただ、政府機関が圧力というのは遅れている」という。「40代、50代の人には同じに見えても、若い人は、全然違うよ、個性がありますよと反感を持っている」
千原ジュニア(タレント)「距離の問題。日本だって、AKBも乃木坂も一緒やというけど、応援している人からしたら全然違うと」
キュート系、セクシー系、クール系...とトレンド
TBSはソウル市内のダンススクールを取材した。10代の少女たちが、K-POPアイドルへの夢を追ってレッスンに励んでいた。芸能事務所は、何十人も集団生活をさせて管理し、「整形したほうがいいよ」とアドバイスする例もある。
元アイドルの国分は「僕らの時は、適当にやっていてもよかった。今の子たちは、レッスンをしっかりやっている。今の時代だと生きていけないと思う」
堀尾「逆に個性的な人たちを産んだ」
国分「韓国は人口が少ないので、初めから世界を目指す」
ヒョンギさんによると、トレンドがあって、2010年頃はKARAなどのキュート系、2014年頃はセクシー系、最近はクール系になっている。競争が激しいので過激にもなる。整形のビフォー、アフターをMVで見せて売ったグループも取材したが、それを早速「日本のTBSが取材に来た」とブログに載せた。「レッスン、語学研修、整形まで何億円もかけて養成する」とヒョンギさん。
この騒動、韓国世論が「検閲だ」と沸騰したこともあり、女性家族省は1週間で声明を撤回した。