「家に火を付けちゃる!」と脅迫、軽トラを女性にぶつけ逮捕 65歳男がトラブルメーカーに豹変したきっかけは...

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   女性を脅迫した上、軽トラックをぶつけてケガをさせたとして、22日(2019年2月)、警察は脅迫と傷害の疑いで岡山市の内装業の男(65)を逮捕した。

   1月31日、幼い子供2人を乗せた車を運転していた女性が男の横をすり抜けたことがきっかけで、事件は起こった。

   男は直後から軽トラであおり運転を開始。駐車場に到着した女性が抗議のために近づくと、男は「殺してやる!」「おめえん家に今日の晩、火をつけちゃるけえの」などと暴言を浴びせ、車をバックさせて女性を押し倒したという。

「気さくなご近所さん」を変えた家庭の事情

   男は、普段は近隣住民と気さくに接する一方、すぐに感情的になる面もあったという。フリーマーケットでは注意されたことに腹を立て、相手を車で追い回すトラブルも起こしていた。

   男の変化は家の様子を見れば一目瞭然だ。6年前に撮られた写真では広々とした敷地は整然としているが、今はゴミ屋敷に。近隣の住民の敷地まで大量の家具や家電、自転車、バイク、水が入ったままの水槽などのゴミが溢れだしている。

   さらに昼夜問わずゴミを焼却することによる悪臭や、放し飼いしたヤギが近所の庭を荒らすなどの問題も起こしていた。この6年の間に、何が男を変えたのか...。

   近所の人たちは「今までは人に迷惑かけるような人じゃなかった。離婚してな...」「やっぱり家庭のご事情があって、寂しくなられたのかな」と話す。

   古市憲寿(社会学者)「もし離婚がきっかけで家がゴミ屋敷になってしまったとしたら、もうちょっと早い段階で地域とのつながりで何とかできなかったのかな、と思います」

   新妻聖子(女優・歌手)「何かことがあるごとに車を使って追い回したりぶつけたり...。車は凶器ですから、非常に危険です。こういう人が近隣に住んでいたら、特にお子さんをお持ちのご家庭は気が気じゃないでしょうね」

ピノコ

文   ピノコ| 似顔絵 池田マコト
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