群馬県高崎市内の国道で、トラックの運転手にあおり運転されたあげく、鉄棒で殴られる事件があった。被害者の運転代行業の岡広宣さん(54)はその時の様子を「とくダネ!」にこう語った。
9日午前5時すぎ(2019年2月)、客を送りアルバイトの女性が運転する車で会社に戻る途中、左端に停まっていた4トントラックを追い越した途端、急発進して追いかけてきて、体当たりされるような勢いで幅寄せしてきたという。トラックはこうした威嚇を3~4回繰り返し、後ろからのパッシングなども5キロも続いた。
運転席から降りてきて「お前ら殺してやる。ただじゃすまないぞ」
その後、収まったかに見えたが、信号待ちしていると運転手が大声を上げて飛び出し向かってきた。岡さんが運転席の女性を守ろうと外へ出ると、「お前ら殺してやる。ただじゃすまないぞ」と罵声を浴びせ、トラックにいたもう一人から受け取った鉄棒で「後頭部や肩、背中を十数回殴られた」と言う。
なに! 助手席にもう一人男がいたということか。
通りかかった人が止めに入り、男らはトラックに乗ってその場を去ったが、岡さんは全治1週間の怪我を負い、「恐怖と死ぬかもしれないと、それしかなかったですね」と話している。県警が捜査中だ。
これはあおり運転というより重大な傷害事件で、しかもトラックには2人が乗っていたということは、犯罪を日常としているような連中なのだろう。必ず検挙して、重罰に処さなければいけない。
文
モンブラン