NHK朝ドラ「まんぷく」が19日(2019年2月)、ついにクライマックスを迎えた。即席メンの商品化に成功、福子(安藤サクラ)と萬平(長谷川博己)は売り上げを伸ばすために、国立栄養研究所に「まんぷくラーメン」の栄養分析を依頼する。
「テレビも買えないのにテレビCMが作れるんか」
その結果、コラーゲンやミネラル、ビタミンなど、多くの栄養が含まれていることがわかる。そして「栄養満点!研究所のお墨付き」を売り文句に掲げたると売り上げが一気に伸びる。さらにテレビCMに打って出る...。
ところがネット上では、「ご都合主義の展開」と批判が殺到、こんなツッコミの声が相次いでいる。まず、テレビCMの資金面から。
「チキンラーメンは発売と同時に爆発的に売れたのだから、変に脚色しないで史実通りに描けばいいのに。下手な脚色をして視聴者をウンザリさせることはない」
「テレビも買えないのにテレビCMが作れるんか、ええかげんな企業ドラマじゃ。わてら町人にはいまだに作れん」
「テレビでCMって幾らかかるん? どこにそんな金が? 国立栄養研究所って、ただで検査や認定をしてくれるの? 税金で一企業を支援できたの? 今なら認定もらうのに数百万円はかかるけど、当時だっていくら何でも無料ってことはないよね」
「手軽さを売りにするはずが、栄養が売りかよ?」
その国立栄養研究所に栄養検査を依頼した件にも疑問が。
「ダネイホンと同じパターン。商品へのお墨付きを付けることと宣伝(コマーシャル)による販売が同じで、少しのひねりもなく、残念な感じ」
「手軽さを売りにするはずが、栄養が売り? 当初のおもわくとえらいズレだな。これで大喜びか? 毎回脚本が迷走するな」
またまた登場した咲子(内田有紀)の幽霊にも怒りの声が――。
「話の尺というか切羽詰まるとお決まりの咲姉の夢見枕の登場だが、このラーメンは具が入ってないだとかを夢に出てきた人物に言わせないでほしい。もう飽き飽きした。幽霊に頼らないで、萬平福子か鈴さんがきちんと案を出して商品開発を進めてほしい。咲は、真一さんのところに出てあげなさい」
しかし、一方ではこんな声も。
「幽霊でもいい。内田有紀さんが出てくると、なぜかほっとする。ヒロイン福子は今やホラー状態。目を反らしても金切り声が聞こえるし、本当にキツイ。せっかく、念願のラーメンが出来上がったというのに、毎朝、嫌がらせを受けている気分だ」
福子の酷使される鈴さん(松坂慶子)にも同情の声が。
「昼間はデパートで売り子。夜は家でラーメン作り。もう曾孫までいるおばあちゃんですよ。昼も夜も立ち仕事で働かされて、倒れちゃいますよ。鈴さんは、福子の代わりに家事と子どもたちの世話をするくらいでいいんじゃないですか?」
(テレビウォッチ編集部)