北海道の住宅街にタンチョウヅルの親子が3羽 釧路湿原から飛来したのか?

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   「住宅街で珍しい映像が撮影されました」(キャスターの水卜麻美アナ)

   北海道・幕別町で、3羽のツルが住宅街の道の真ん中をゆっくりと歩く様子が撮影された。

最近は数が増えて牛のエサも横取りする

   「本当にツルなのかと、目を疑った。市街地で見かけることはほとんどないですね」と動画の撮影者はいう。

   このツルは国の特別天然記念物のタンチョウヅルで、釧路湿原などに多く生息する。

   釧路市動物園のツルの飼育担当者はこう語る。

「街中で歩くというのは、なかなかめずらしい。30~40年前は湿原の中でしか見られませんでしたが、数が増えてきて、最近は畑や酪農家の牛のそばにまで来て、エサを食べたりするツルも増えてきています」

   3羽はツルの親子とみられるそうで、うち1羽が昨年(2018年)春に生まれた子供のツルのようだ。ツルの親子は生後1年程度、この時期まで一緒に過ごしたのち、別れることになるという。

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