「嵐」活動休止発表の会見で涙ぐみながら質問をして話題になった日本テレビの青木源太アナウンサー(35)が3日(2019年2月)、自身のツイッターで、「アナウンサーの責任放棄」などと批判されたことについて「ご批判やお叱りの言葉をしっかりと受け止めたいと思います」と謝罪した。
青木アナは、自身のツイッターに東京スポーツWEB版の「嵐の活動休止会見で涙した日テレ・青木アナは『責任放棄』」(2月3日付)という見出しの記事を添えており、この記事の批判に対して謝罪したとみられる。
「アナウンサー失格」とされた2つの理由
東京スポーツが青木アナの言動を批判したのは次の2点だ。1つ目は、会見の場で別のメディアの記者が、嵐の突然の活動休止は「無責任ではないか」と質問したことに対し、青木アナが自身のツイッターで、「無責任という言葉が会見で出ましたが、それはさすがに違うかと。あの場にいてとても悔しくて、悔しくて」と記して批判したことだ。
東京スポーツは「『無責任じゃないのか』という質問は、突然活動休止を発表した嵐にとっては、聞かれて当たり前の質問だ。取材する側にいる人間(青木アナ)がこういうことを記すのは『報道する側が報道の自由を放棄した』と見られても仕方がない」と指摘した。
もう1つは、会見で泣いたことである。
東京スポーツは「青木アナが泣きながら質問する場面もあったが、公正中立な立場を求められるアナウンサーが泣いてしまっている時点で、すでに中立な立場ではなくなってしまっている。これでは『アナウンサー失格』と言われても当たり前だろう」
この2点の批判に対して青木アナは、簡単明快にこう詫びたのだった。
「私の言動で不快な思いをされた方々、申し訳ありませんでした。ご批判やお叱りの言葉をしっかりと受け止めたいと思います」(テレビウォッチ編集部)