春のセンバツに後味の悪い「体罰」動画 愛媛の高校、出場が決まった日にネット上に投稿

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   春のセンバツ出場校に選ばれた愛媛県松山市の松山聖陵高校野球部の監督(37)が部員に手を出した動画がインターネット上に投稿された。

   動画は10秒あまり、監督が何かを問い詰めながら手で顎の付近を押している。押されたはずみなのか、部員は後ろの壁に頭をぶつけた。この映像が投稿されたのは先週金曜日の25日(2019年1月)、第91回選抜高校野球大会への出場が決まった日の夜のことだ。学校によると、動画は去年(2018年)9月ごろ、松山市内の野球部宿舎で監督が1年生部員に生活指導している際に撮影されたものだという。

学校側は「高野連の判断に任せる」と丸投げ

   監督は学校の調査に対して「厳しい指導になり過ぎた。今後はこのような指導は慎み、説諭で分かってもらうようにしたい」と反省し、練習への参加も自粛している。校長は「指導の一環と捉えているが、我々がどうこう言う問題じゃなくて、あとは高野連の先生方がどう判断するかだけです」と話し、すでに高校野球連盟に報告している。

   森本さやかアナの説明によると、監督は2004年に就任し、これまで2回甲子園に導いており、野球部宿舎で部員たちと共同生活している。学校の話では、相手の1年生部員は態度が反抗的で、生活態度を繰り返し注意されていたという。

   司会の小倉智昭「すべて高野連にお任せ、というのはいかがなものかと思いますね。それと、なぜセンバツの出場校が決まった日の夜にネット上に出たのか、気になります」

   中江有里(女優・小説家)「何らかの意図があって投稿したのだと思いますが、後味が悪い感じがしますね」

文   一ツ石| 似顔絵 池田マコト
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