きのう24日(2019年1月)に行われたテニスの全豪オープン女子シングルスの準決勝で、大坂なおみ選手がチェコのK・プリスコバ選手を破り決勝に進出した。試合後のインタビューで「決勝まではどう過ごすの」聞かれ、「寝るわ。散歩をするかもしれないけど、多分しない」と笑わせるなど、余裕綽々だった。
メルボルンは夏の盛りだ。試合は夕方だったが、気温は40度で、アリーナの屋根は閉じられていた。大坂は「暑いのが好きだから、屋根が閉じていて悲しかった。さあ、私が輝く時間よと思っていたから」と話した。
観客に日本人が多かったため、日本語で「こんにちは。みなさん応援ありがとうございます。次の試合を頑張ります」と答えた。インタビューアーが「何を言ったの?」と聞くと、「シークレット(秘密)」と茶化して大受けだった。
司会の加藤浩次「シークレットだって。面白いよね」「寝る前にジョークを考えてるのよと言って、『えーっ』と周囲を驚かせてから、それもジョークよ、なんてね」「あれだけパワフルなプレイをしていて、コメントになると可愛らしい。ギャップがいい」
ダウンザラインでパワーあるバックハンド
対戦相手だったプリスコバはランク1位になったこともある強豪。長身からの高速サーブと強いストロークが武器で、大阪は1勝2敗と負け越していた。しかし、この試合では一歩も引かず、第1ゲームを先取して、第2ゲームは失ったが、第3ゲームの最後をサービスエースで決めた。
杉山愛(プロテニス選手)「(ラインぎりぎりの)ダウンザラインにして、とくにバックハンドのパワーのあるショットがコントロールされていましたね」
決勝の相手のペトラ・クヴィトバ選手はウインブルドンで2回の優勝経験があり、今大会も全試合ストレート勝ちできている。これまで大坂と対戦したことはない。
杉山さんは大坂の勝利を「70%」と見る。どちらも攻撃型だが、「総合的には大坂選手が上」という。
試合はあす26日午後5時30分から。
加藤「(優勝で)いきましょう!」