大盛りラーメンの食べ残しはどこまでOKか。東京都立川市の「火の豚 立川ラーメンスクエア店」で、1200グラムのラーメンを3分の2も残した客が「出入り禁止」になった。1200グラムといえば、並みの250グラムの約5倍だ。
この店では、大盛り券1枚100円、2枚200円、3枚(300円)だが、それ以上は無制限追加となっているので、事前に「ちゃんと食べられますか」と確認していたが、残してしまった。
有名店の多くは「食べ残しオッケイ」だが
ニューデスクの笠井信輔「わざわざ大盛りを頼んで残すなら、はじめから普通並みを頼めばいいのにという気持ちがありますよね」
客の食べ残しについて、店側はどうみているのか。「スパゲッティーのパンチョ」の池袋店は「8割食べてくれればOK」、「旨辛ラーメン表裏」の市ヶ谷本店は「お代を頂いているので文句はいえない」、「麺屋武蔵」の新宿総本店は「たとえ一口だけでも、満足して帰られるのなら問題はない」という。
司会の小倉智昭「ある程度マナーを考えないと、もったいないからね」
「とくダネ!」は、一般的な食べ残しについて街の100人に聞いてみた。「4分の1までならOK」が38人、「一口でもNG」という人が37人。その理由は「作ってくれた人に申し訳ない」「食べられる量を頼むべきだ」ということだった。
笠井「食べられるのに捨てられる『食品ロス』が問題になっていますが、その量は日本全体で年間約646万トン、うち外食産業133万トンといわれています」
文
一ツ石| 似顔絵 池田マコト