小2の娘へのいじめを苦に母子心中 父親が明かした加害親子と学校、市教委の対応がひどすぎ

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加害者の母親「今さら謝れとでもいうのか」

   7月13日、両親が校長、担任と面談。学校側は「いじめはいけないと指導する」といったが、父親によるといつも、「これから動きます」という対応だった。その後、学校はいじめ児童の親と面談。学校がいじめと認定していることを伝えたというが、どう指導したのかは定かでない。8月20日には、市教委に相談、対策のパンフレットにある対応を求めたが、答えてくれなかったという。

   娘が両親に宛てて「しにたいよ」というメモを書いたのは、8月24日だった。始業式では、やはり1人から「にらまれた」。8月31日に、母親同士の話し合いが設けられたが、相手の母親は「今さら謝れとでもいうのか」と話にならなかった。

   9月、母親は心療内科に通うようになった。そして11月10日、音楽発表会があったが、母親には誰も話しかけなかった。そして29日、母子が亡くなった。

   キャスターの加藤浩次「父親は学校の対応が不十分だったと言っている」

   高橋真麻(タレント)「娘に手をかけるなんて......なんとかならなかったのか。加害者側が、本当に反省する日が来るのか、疑問」

   箕輪厚介(幻冬舎編集者)「学校って、自殺するほど辛かったら行かなくてもいい。追い込まれて、まともな思考ができない家族に、死んでまで行くところじゃないよと、周囲が声を出せなかったか」

   ロバート・キャンベル(東大名誉教授)「小2が『しにたいよ』と書く危険信号。同じ教室に置くこともいけない。また対応も、マニュアルを頼るシステムというのは遅れていた。母親の精神のバランスもある。社会として考えるべき」

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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