路上ライブをする女性から男がCDを買い、その場で踏みつけて壊すという動画がSNSに投稿され、「最低以外に言葉がない」「許しちゃいけない」と批判が殺到、大炎上した。30秒ほどの動画の最後には「ハハハ」の笑い声までが入るのだから、ひどい話だ。
被害にあった女性シンガーは「瞬間、何が起きたかわからなかった。ここで泣いちゃいけないと思って立ち去りましたが、帰ってからスタッフに泣いてしまいました」と、きのう21日(2019年1月)深夜、「ビビット」に話した。ソロデビューして初めてのCDで、誕生日にリリースしたものだった。
投稿者の男は「正義のためにやった」というが...
一方の男は「女性はテレビに名前が出て有名になって、最終的には還元されている」「許可なしの路上ライブはどうなのか。やめさせるためにやった」と、顔を出さずに上路雪江リポーターの取材に応じた。「僕の中に正義感がある。必要悪というか」とも語り、罪悪感はまるっきりなさそうだ。この動画は再生回数が8万回を超し、「再生を増やせば(路上ライブを)防げると思った」という。
司会の国分太一「怒りと寂しさが同時にやってくるような動画でした」
千原ジュニア(タレント)「ゼロからものを作ったことがない人だ。方向が間違っている」
倉田真由美(漫画家)「路上ライブに誰もが賛成するわけではないが、生理的嫌悪感が先に立ちます。こんなことが許されるのか」
西川研一弁護士によると、女性の体に触れなくても暴行罪の可能性がある。
キャスターの真矢ミキ「本当に正義感があるのなら、(男は)顔を出して話せばいい」
動画で女性の顔は写ったのに、自分の顔は出さず、反撃の恐れがある男性シンガーでなく女性を狙った点も卑劣すぎる。