作品集の「東京 2003年」は逆向きのネズミ
本人が編集した作品集「Wall and Piece」にも同様の絵が収められている。その絵には「東京2003」と書かれているが、ネズミの向きが逆だ。写真を裏焼きした反転写真ではないかということで、写真集の絵を反転させて重ね合わせてみると、やはりピッタリとネジの位置まで合致した。
司会の小倉智昭「2003年ならデジタルではなく、フィルムだから裏焼きはできるよね」 ネズミだけでなく、周囲の地面の盛り上がり具合やアスファルトに入っているヒビの形も、まったく一致した。
伊藤利尋キャスター「十数年前に書かれた絵がようやく発見されたっということ?」
小倉「そうかもしれない。ところで、これが本物だったら、どのくらいの価値なの」
笠井信輔アナはボードを示しながら、「シュレッダーにかかったのは1億5000万しました。オークションで。同じような(サイズの)ネズミの場合、だいたい専門家によると7000万くらいするそうです」と伝えた。
【訂正】当初の記事本文末尾に「鈴木沓子さんによると約7000万円の価値があるという」とありましたが、番組では鈴木さん本人の発言はなく、笠井信輔アナウンサーが専門家の話として7000万円と紹介しましたので訂正します。
文
バルバス| 似顔絵 池田マコト