「なんで、なんだろうなあ」と司会の小倉智昭が首をかしげるのは成人式のこと。今年は平成最後の成人の日(2019年1月14日)で、全国125万人が新成人として迎えられた。「荒れる成人式」や派手な着物にこだわる「ド派手成人式」もあったが、「とくダネ!」は新成人30人に「振袖はどう選んだか」と聞いてみた。
祖母から母、母から娘に継がれていく
それによると、レンタルが11組。19組は「ママ振」だった。「ママ振」とは何? 森本さやかアナが「お母さんやおばあちゃんの振袖をアレンジして、もう一度着ることです」と説明する。
ある呉服店は「今年は購入やレンタルよりも、アレンジがほとんど。母親たちが着た振袖を持参し、帯や小物を買い替える人が多く、去年(2018年)の3倍ほどありました。去年はレンタルが届かないという『はれのひ』騒動があったので、その影響があったかもしれません」とみている。
小倉「着物は母親のものを着ても古さを感じないですよね」
中江有里(女優・小説家)「私も祖母が着たものを、ちょっと丈を直して着ることもあります。こうして娘に受け継いでいくことはいいですね」
キャスターの山崎夕貴「『ママ振』って親孝行ですね。私は、母が着たものを着てほしいといわれたのに、絶対いやだといって、わがままして、レンタルしました」
キャスターの伊藤利尋「もうしばらくすると、成人は18歳に引き下げになります」
文
一ツ石| 似顔絵 池田マコト