兵庫県西宮市のえびす宮総本社の「福男選び」がけさ10日午前6時(2019年1月)からあり、消防士の山本優希さん(22)が一番福を勝ち取った。山本さんは「みなさんが1年間笑顔で過ごせるように福を授けたいです」と笑顔で話していた。
二番福は伊丹祐貴さん(30)、三番福は玉暉活也さん(23)だった。はたして本当に福はあるのか。「モーニングショー」はこれまでの福男を追跡取材してみた。
これまでも本人より周囲がラッキーに
昨年一番福を勝ち取った高校3年生の佐藤玄主さん(19)は、「大学受験なんですけど、一人占めせず福をお分けさせていただきます」と話していたが、「頭に浮かぶのは、残念なことばかり」とこの1年間を振り返った。
第1志望の大学は不合格。現在は浪人中だ。昨年5月には駐車場に止めておいた車が当て逃げされた。このときは得意の足で追いかけナンバープレートから犯人を特定できたが、今年1月4日に再び当て逃げされた。
自分には福はなかったのに、佐藤さんのアルバイト先のガソリンスタンドに福男にあやかりたいという客が押し寄せ、営業成績は全国1位になった。
昨年三番福だった消防士の渡辺涼さん(26)も、周囲に福が訪れたという。友人、知人に結婚ラッシュが起き、姉が第2子を出産した。本人も昨年末にエアコンをスマホの「Pay Pay」で決済したところ10万円をキャッシュバックされたという。
西宮神社は「えびす様から授かった福を周囲の分け与えることも、福男の使命です」と話す。
司会の羽鳥慎一「一番福はみなさんに福を与える立場なんですかね」
玉川徹(テレビ朝日解説委員)「だったら、野上くん(慎平アナ)に1年間走る練習をしてもらい、来年一番福を取ってもらって、われわれが幸せになるというのはどうですか」