天才少女・仲邑菫さん(9)はテレビもない家庭で1日9時間、囲碁漬けの毎日

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   囲碁の世界に大変な天才少女が出てきた。大阪府の仲邑(なかむら)菫さん(9つ)だ。3歳から囲碁を始め、5歳で大会初優勝し、7歳の時から囲碁最強の韓国に武者修行にも出かけている。囲碁の棋士採用試験に合格し、今年(2019年)の4月1日にプロ棋士となることが決まったが、史上最年少だ。

   6日(2019年1月)に東大阪市で行なわれた、憧れの棋士、井山裕太五冠との対局では、鋭い目つきと真一文字の口で碁盤に向かった。序盤は優勢に勝負を運び、時間切れで決着はつかなかったが、井山五冠は「末恐ろしい子だなと思います」と話す。

両親「負けず嫌いなので囲碁にはいい性格かな」

   父親が仲邑信也九段、母親も元囲碁インストラクターと囲碁一家に生まれた。両親は「とても負けず嫌いなので、囲碁にはいいかな」「性格がきつすぎて性格が悪いかなと思うこともあります」と苦笑いだ。

   「囲碁にテレビは必要ない」と埼玉から大阪に引っ越す時にテレビは捨てた。囲碁の勉強は学校がある日でも、1日6~7時間、休日は9時間という囲碁漬けの毎日。

   安田洋佑(経済学者)「環境が良いとはいえ、(ご両親は)思い切ったことをされている」

   会見で平野早苗リポーターがやさしく「憧れの井山五冠と対戦して感想を教えていただけますか」と質問すると、「打ててうれしかったです」

   平野「しゃべったのはあれだけ。貴重なインタビューになりました」

   司会の小倉智昭「こういう記録を残しておくと喜ぶと思うので、ぜひテレビをご覧ください」

みっちゃん

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