この時季、クリスマスプレゼントがフリマアプリやブランド品買い取り店で、次々と売られていく。「もらったけど使わないので」「くれた恋人に振られたので」といった理由が多く、売ったことがある人は71・2%という大手買い取り専門店の調査もある。
東京都内の買い取り専門店では、40代の主婦が夫にもらったばかりというシャネルの財布を売りに来ていた。「これでなく、ルイ・ヴィトンのを欲しかったから」で、夫の了解は得たそうだ。13万円と値付けされたが、粘って14万円まで引き上げてガッツポーズした。
30代のOLは「怒りが収まらない」と、彼氏からクリスマスイブにプレゼントされたルイ・ヴィトンのリュックとネックレスを翌日に売りに来た。彼氏の浮気が発覚、消してしまいたい思い出なので売ることにしたという。希望価格20万円が42万円で売れ、「もう一瞬で忘れちゃった」と笑顔がはじけた。
2月の春節の中国人観光客向けに12月~1月に仕入れ
司会の国分太一「女の人が欲しいものって何なんですか。ちょっとわからなくなりました」
司会の真矢ミキ「(持っていても)無駄といえば無駄ですがね」
堀尾正明キャスター「他人の話だから笑えますけどねえ」
売るタイミングは、冬のボーナスが出た後で、中国人客が2月の春節でどっと押し寄せる前の12月から1月中旬なのだという。
テリー伊藤(タレント)「(使われないより)品物にとっては幸せで、これはこれでいいじゃないですか」
文
あっちゃん| 似顔絵 池田マコト